I’mランドリーマンではシミ抜きのご依頼も承っております。
シミってなあに?
「シミ」とは「汚れ」が酸素と結びつき、繊維の奥まで染み込んでしまい、通常のクリーニングでは落としきれないものを言います。「シミ」と「汚れ」は全く別物ということがポイントです。
シミ抜きには、時間の経過や汚れの種類、布地の状態などによって、高度な技術が必要とする場合があります。
シミは早めに落とすのが鉄則
シミの恐ろしいところは、月日が経つにつれて、どんどん布地の奥まで入り込んでいき、最終的に繊維を傷めてしまうところにあります。大切な衣類を守るためには、シミを見つけたらできるだけ早く対処することが重要です。
シミの構造
シミの取り方
まだ「汚れ」の状態です。今の段階なら楽に落とせます。
「汚れ」が「シミ」に変わって少し落ちにくくなっています。シミを構成する成分に合わせて、外側から順にシミを落としていきます。
変色して繊維を傷め始めています。シミ抜きで落ちない変色したシミは漂白をします。
繊維がかなり壊れている状態です。ここまでくると完全にシミを落とすことは不可能となります。上から色を塗っていく「色補正」の作業が必要になります。
シミ抜きの流れ
- STEP1確認
シミの位置を確認します。
- STEP2油性処理
油性のシミを取る作業を行います。
- STEP3すすぎ
溶剤を勢い良く噴射し、すすぎます。
- STEP4水性処理
水溶性のたんぱく質汚れを落とす作業をしていきます。
- STEP5すすぎ
水を勢い良く噴射し、すすぎます。
- STEP6漂白処理
漂白剤を塗ります。
- STEP7漂白処理
蒸気を当てていきます。途中指で確認しながら進めていきます。
- STEP8中和
漂白剤がアルカリなので酸で中和をします。
厚い生地の場合は、中和の後に残留薬品の分解酵素で薬品が残留しない様に処置します。
- STEP9完成
きれいに消えました。
復元加工 | |
えり変色 Yシャツ | 330円〜 |
ブラウス・綿シャツ | 1,100円〜 |
ブレザー | 2,750円〜 |
ズボン 股 黄変直し | 2,750円〜 |
脇 変色直し | 1,980円〜 |
I’mランドリーマンで行いました実例写真です。
I’mランドリーマンは新しい知識や技術の習得に努めております。